東儀悟史（彫刻家）＋ 東儀恭子（日本画家）

本展示は、東京から湯河原に移り住み、理想の制作環境を得た東儀ご夫妻による二会場構成の展覧会です。

タイトル「移り住む つくり住む」は、おふたりの暮らしと創作が重なる日常そのものを表しています。

and garden（《陽》）は光が差し込む明るい空間。開かれた展示として、訪れる人に作品との出会いを届けます。
円荘（《陰》）は灰色の壁に囲まれた静かな空間。制作の奥行きや、ふたりの暮らしの気配がにじむ展示になります。

「陽と陰」は対立ではなく、ひとつの世界をかたちづくるふたつの側面。
動物たちの姿をとおして、ふたりの作家のまなざしと日々を辿るような構成です。

東儀悟史　プロフィール
1967年　　　
1993年　　　
■発表歴
個展
京都府京都市生まれ
東京芸術大学美術学部彫刻科卒業
1998　ギャラリー中井/京都
1999　ギャラリーMAYA/大阪
2003　麻布アートサンサシオン/東京
2007　ギャラリー52/東京
2007　牧神画廊/東京
2009　新生堂/東京
2009　渋谷西部オルタナティブスペース/東京
2020　ヒデハル フカサク ギャラリー六本木 Clockwork livestock sculpture /東京
2024　町立湯河原美術館　Livestock-「作為の民営化」/神奈川
グループ展
2013~2023　saposapoプロジェクト（チャリティ－)ギャラリー5610/東京
2019,2022　夫婦絵師展　Fei Art Museum yokohama/神奈川
2015　88展「棚田康司、矢部俊一、小山一馬、東儀悟史」
Fei Art Museum yokohama/神奈川
2024　小山一馬,東儀悟史 Sculpture Education Fei Art Museum yokohama/神奈川

東儀恭子　プロフィール

1969　静岡県旧清水市生まれ
1994　東京藝術大学大学院美術研究科修士課程日本画専攻　修了

［展覧会・賞歴など］
1995　上野の森美術館大賞展 入選（賞候補）
1998　三渓日本画大賞展　大賞
1999 第10回臥龍桜日本画大賞展　優秀賞　
2005　損保ジャパン美術財団選抜奨励展　出品（損保ジャパン東郷青児美術館／新宿）
2022 東儀恭子個展－うつりすみ古今－（湯河原町立美術館/神奈川）

その他 個展、グループ展等多数
現在　日本美術院院友

収蔵
三溪園(三溪日本画大賞展　大賞作品)
高山市(第10回臥龍桜日本画大賞展 優秀賞作品）